概要
SIG etcd が Josh Berkus (@jberkus) を新しいリーダーシップロールである共同チェア(co-chair)に指名しました。lazy consensus(暗黙の合意)プロセスがdev メーリングリストでオープンされています。
背景・前提知識
etcd とは? etcd は Kubernetes クラスターの「頭脳」とも言える分散型キーバリューストアです。クラスターの全状態(Podの情報、Service、ConfigMapなど)がetcdに保存されています。etcdが停止するとクラスター全体が機能不全になるため、最重要コンポーネントの一つです。
SIG(Special Interest Group)とは? Kubernetes プロジェクトを機能領域ごとに担当する作業グループです。SIG etcd は etcd のKubernetesとの統合・運用・開発を担当しています。
チェア(Chair)とは? 各SIGのリーダーシップポジションで、技術的な方向性の決定・会議の運営・コミュニティの調整などを担います。
lazy consensus(怠惰な合意)とは? オープンソースコミュニティでよく使われる意思決定プロセスです。提案を公開し、一定期間内に反対意見が出なければ承認とみなします。全員の明示的な賛成を集める必要がなく、効率的な意思決定ができます。
詳細
Josh Berkus (@jberkus) はKubernetesコミュニティで長年活動しているベテランコントリビューターです。SIG etcdの共同チェアへの指名は、etcdのガバナンス強化と持続可能なリーダーシップ体制の構築に向けた取り組みの一環です。
指名プロセスはdev メーリングリストでのlazy consensusによって進められており、コミュニティメンバーは反対意見や懸念を表明できます。