kubeadm etcdクラスターチェックのクォーラム方式への移行
概要
kubeadmのetcdクラスターステータスチェックが、全メンバーの正常性を要求する方式から、クォーラム(定足数)ベースの方式に変更されました。
背景
etcdはKubernetesのすべてのクラスター状態を保存する分散キーバリューストアです。etcdは通常3台または5台で構成され、過半数(クォーラム)のメンバーが正常であれば動作を継続できます。
kubeadmはKubernetesクラスターのインストール・アップグレードツールです。アップグレード前にetcdの状態を確認しますが、以前はすべてのetcdメンバーが正常でないとチェックが失敗していました。
詳細
以前の動作: etcdクラスターの3台中1台がメンテナンス中や一時的に応答しない状態でも、kubeadmのチェックが失敗してアップグレード作業を進められませんでした。etcd自体はクォーラムが保たれており動作しているにもかかわらず、です。
新しい動作: 十分な数の投票メンバー(クォーラム)が正常であれば、チェックは成功するようになりました。これはetcd自体の動作ロジックと整合性が取れており、より現実的な判断基準です。